地球環境汚染、温暖化などが世界的に叫ばれています。間違いなく地球という星が病気になり、日々悪化の方向に進んでいることは事実です。そこで、私達が日ごろ地道に行っている“冷えとり健康法”と地球環境の関係について考えてみたいと思います。
私達が真剣に“冷えとり健康法”を実行し健康体になれば、まず化学繊維は身につけなくなり、当然のことながら石油製品の需要が減少します。(ナイロン・ポリエステル等は石油から作られています。)
食生活においては、動物性の物はいらなくなり、野菜や穀物、海草を中心とした食事になってきます。したがって肉類の需要が減り、放牧による草原の砂漠化の進行が鈍化します。牧畜の方法も“林間放牧”が主となり、下草刈の労働が減り、家畜の排世物によって樹木が活性化され増殖繋茂します。この飼育方法では、現在家畜に飲ませている抗生物質などの薬剤は不要となります。
心身ともに、食品添加物や化学調味科に敏感になり、これらのものを口にしなくなって、結果として石油製品が必要でなくなります。“冷えとり”で健康体になると精神状態が安定し、軍備は縮小され紛争が減り、医薬品が不要となり、石油製品が減少します。
健康体になれば、冷房機・暖房機の使用が少なくなり、二酸化炭素やフロンなどを排出する公害製品が減ってきます。
自然に無農薬・無化学肥科の穀物や有機野菜を口にするようになるので、農薬・化学肥料の生産が低下し、石油製品の生産が減少します。地球に優しい農業が広まり、生ゴミ(野菜クズ・ おから・茶ガラ等)は発酵させ有機肥料として、また地球に戻して再利用されるようになります。
以上のように、現在必要とされている物でも減少させることは可能で、元来は本質的に必要でないもの(医薬品・農薬・化学肥科・化学調味料・合成洗剤など)の生産も著しく減少させることができます。一人一人の倹約量は微々たるものかも知れませんが、一人が二人、二人が十人、百人、千人…となれば、多くの量となり、力となります。
“冷えとり”の靴下は各人が自発的に履くもので、他人に履かせてもらうものではありません。地球環境の汚染防止も、他人に任せるものではなく一人一人が黙々とやるべきことです。これからも、しっかりと“冷えとり”を続けて、自分も家族も友達も、そして地球も健康にならなければなりません。日常的なことが一番大切なのです。
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