食べ過ぎや精神的ストレスなどによって生じた毒素は、内臓の働きの妨げにならないように、消化器と関係の深い、ひじ、ひざ、足首などの関節に少しづつ移されていきます。そして、これらの毒素でいっぱいになった関節は敏捷性を失い、思わぬところでつまづいたり、転んだりしてねんざを起こしたりします。ねんざが起こるのは溜まった毒素を出すためであり、ねんざによる熱は血管を広げて血行を良くし、早く多くの毒素を出すためのものなのです。腫れや痛みも排毒作用の一つです。
ねんざの部分を冷やすと血行は悪くなり一時的に排毒が止められます。その結果、腫れや痛みの症状は消えますが、毒素はそのままなので治りが遅くなるばかりか後遺症の残る危険性もあります。ねんざをしたときは、食べすぎに気をつけて足湯や半身浴をしっかりすれば、早く良くなります。
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