アトピー性皮膚炎は、主に「肺と肝臓」の病気が原因で起こります。肺は排泄器官の大腸・皮膚とのつながりが深く、肺・大腸の働きが悪いときは皮膚が代わってこれらの毒素を発疹として出すのです。
特に子どもの場合、10才くらいまでは排毒(毒を外に出して病気を治す)の力が非常に強く、熱を出す、吐く、下痢をする、あるいは鼻水、耳だれなど、さまざまな症状が見られます。アトピー性皮膚炎は、子どもが生まれながらに持っている病気の毒を出している状態です。症状を止めるための薬は髪の毛が抜けるなど、副作用が強いものも多く、体に悪いのはもちろん、それ以上に毒素が出ることを止めてしまうので良くありません。毒素は臓器に戻り病気を悪化させるばかりか、再び別の症状(小児喘息など)に形を変えて現われてくるからです。
また、アトピー性皮膚炎は食物が1番の原因のように言われていますが、これは間違いです。毒を出しながら毒(体に良くないもの・食べすぎ)を入れていては症状は良くなりません。できるだけ自然に近いものを普通に食べていれば、それだけで良いのです。本来自然のものは私たちの体の自然治癒力を高めるもので、その結果、湿疹などがでるのはあたりまえのことなのです。しかし最近は自然食療法でさえも症状を止める(出ないようにする)ために利用されるケースがあり、残念なことです。
発疹がひどくなっても心配して薬など使わないで、下記の治療法を続けて下さい。
1. 痒い時はどんどん掻く
出口が広くなり、毒がよく出ます。爛れても血が出ても心配ありません。 |
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2. 患部はいつもきれいに洗っておく
絹の下着を身に着けたり、絹の布で、巻いたり擦ったりする。 |
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3. 頭寒足熱の実行
靴下を多く履いて足元を温かくし、長時間半身浴をする。 |
4. 食べすぎをしない
腹八分で止めておきます。 |
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