衣服編 

毎日長い時間体に触れている衣服ですから、その選び方や着方によって体への影響は良くも悪くもなります。体にとって心地良い服装をするように心がけましょう。

基本の下着 冷えとり用の下着
下着も靴下と同じように長時間素肌に直接触れているので、シルク製のものを身につけると排毒が進みます。より排毒を促進させるために、なるべく余裕のある体を締め付けないデザインのものを選びましょう。ショーツ等は冬は絹と綿の二重のものを重ねて履くと、体温をよく保って排毒効果も相乗的に高まります。 冷えとりを行う上で下半身の下着としてズボン下は欠かせません。冬は二重のズボン下、夏は出来れば二重、最低でも一重のズボン下を履いて下さい。ズボン下の裾を靴下を上にして挟んで止めるようにすると、外気が入らずより暖かです。また、ズボン下の上にレッグウォーマーをしても良いでしょう。
上着/下に履くもの職場・学校での冷えとり
夏は汗と共に体内の毒が出ていくためシルクや綿などの汗を吸収してくれる素材を身につけるようにしましょう。デザインは体のラインに沿ったものより余裕がある方が排毒が進みます。下に履くものは丈の短いスカートは避け、できるだけパンツスタイルにして下さい。ロングスカートなら大丈夫です。
冬は特に足元の冷える季節ですので、しっかりした生地の厚手のズボンを履くようにします。コートやマフラーなどは上半身だけを保温するため頭寒足熱の状態を崩してしまいます。下半身がしっかり体温を保持していれば上半身も暖かくなりますので、あまり厚着をしない方が健康的です。
仕事や学校などの都合で制服・スーツ等を着用する場合は工夫して冷えとりをしましょう。スーツは上着で上半身を暖めてしまいがちですのでズボン下等をしっかり重ね履きして下さい。またスカート等丈の短いものを着用する場合はシルクのストッキングをご利用下さい。
洗濯について
洗濯の際に合成洗剤は衣服の繊維を傷ませるばかりではなく水質汚染の元となりますので使用しないようにしましょう。綿は乾かし方を問いませんが、絹は日光の紫外線に晒されると主成分であるタンパク質が破壊され繊維が傷んでしまいますので必ず陰干しにして下さい。

戻る 進む